イオングループが運営する欧州No.1 テニスオンラインショップ
ストリングの基礎知識
テニスプレーヤーの皆さまにとって、自分に合うストリングを選ぶことはとても難しいことではないでしょうか。ラケットとストリングの相性を考察することはテニスプレーヤーにとって永遠の課題です。個々のプレースタイルによって向いているストリング、向いていないストリングがあります。 以下に、ストリングの特徴、ストリングの組み合わせ、どういったレベルのプレーヤーにどのストリングが合うかをご紹介します。 まずはストリングの基礎を知り、あなたもストリングマイスターへの第一歩を踏み出していきましょう!
初心者・初級者

初心者・初級者の方には、まずモノフィラメントのストリングをお勧めいたします。モノフィラメントのストリングは反発力に優れ非力な女性や力の少ない方に最適だからです。また価格も比較的安く、コストパフォーマンスに優れている点が上げられます。
中級者

中級者の方にはマルチフィラメントのストリングがおすすめです。マルチフィラメントは反発性能も高いですが、打球時の適度な柔らかさ、そしてコントロール性能が高く中級者におすすめです。 価格はモノフィラメントよりも若干高めですが、価格に見合うコントロール性能と反発性能を感じられると思います。
上級者

上級者の方には、ポリエステルストリングがおすすめです。特にマルチフィラメントやモノフィラメントのストリングが1か月程度で切れるようになったらポリエステルに変更してみましょう。ポリエステルは耐久性が高く切れにくいのが特徴です。またスナップバックの効果でとてもスピンが良くかかります。しかしながらフィーリングがナイロン製のモノフィラメント、マルチフィラメントに比べ硬く、初級から中級の方にはお勧めしません。またナイロン製のものからポリエステルに変更する場合ゲージが細く柔らかいポリエステルのストリングがおすすめです。細いゲージにすることで反発性能が高く、柔らかいためボール打球時の硬さも和らぎます。
また上級者で打球フィーリング、スピン、反発力などすべてを求める場合ナチュラルがおすすめです。すべてのストリングの最上位に位置するのがナチュラルです。ただし雨に弱く価格が高めなのがネックです。耐久性の面でも少し不安があります。ポリエステルのように耐久性があるわけでないので、耐久性とフィーリングを追求するために、プロ選手の間ではハイブリッドで張り上げる選手も多くいます。上級者の方はナチュラルとポリエステルのハイブリッドもおすすめです。
ナチュラル

ナチュラルガットは、テンション維持性・反発力とホールド感の両立・振動吸収性などすべてにおいて優れているガットです。肘や手首に不安のある方、オールラウンドなプレーする方、上級者におすすめです。原材料は牛の腸(英語でガット)を使っており、天然素材のものを使用していることから「ナチュラル」と呼ばれています。多くのプロ選手が使用していますが、ポリエステルとのハイブリッドで使われることがほとんどです。また、天然素材のため値段は高く、5,000円から10,000円程度ですが、その値段に見合ったパフォーマンスを発揮してくれます。 しかし、ナチュラルには大きな弱点があります。それは「湿気」です。雨の中や湿ったボールを打つと、湿気により繊維が固まってしまい、テンション維持性・反発力・ホールド感・振動吸収性が著しく低下します。使用する際湿気や水分をガットに触れさせないように注意が必要です。

ナイロンマルチフィラメント

ナイロンマルチフィラメント(以下マルチ)は、多くの細い繊維(マイクロフィラメント)でできており、非常にマイルドな打球感が特徴のストリングです。ひじや手首を痛めた方、タッチ重視のプレースタイルの方、中級者の方にお勧めです。ホールド感が強いため、ボールをしっかりと掴む感覚があります。そのためコントロール性が高く、狙ったところに打ちやすいです。その反面、反発力が強くないため、スピードボールを安定的に打ち込むことは難しいです。

ナイロンモノフィラメント

ナイロンモノフィラメント(以下モノ)はストリングの中心に太めの芯があり、その周りを細い繊維で巻いてあります。 特徴としては高い反発力があるため、容易にスピードボールを打つことができます。また、ボレーにおいても面を合わせるだけで飛んでくれるため、初心者や初級者、ボレーヤーにおすすめです。打球感としてはシャープ=固めな打球感で、マルチに比べると耐久性があります。

ポリエステル

ポリエステルストリング(以下ポリ)のほとんどは、単一構造のモノフィラメントでできています。摩擦耐久性、スピンのかけやすさは他の種類のガットとは比較できないほどのアドバンテージがあります。そのためアグレッシブベースライナーにはうってつけのストリングといえます。素材の特徴的にナチュラル・ナイロン(マルチ・モノ)に比べて、水分をほとんど吸収しないため、雨の日でも使用できます。
その反面、打感が固いものが多く、手首や肘に不安のある人には使いづらいものになっています。ですので初心者の方や初級、中級者の方はマルチフィラメント、もしくはモノフィラメントのストリングをお勧めします。また、テンション維持性も低く、張り上げた直後からテンションが緩んでいく傾向があります。
もう一つの利点として挙げられるのは、開発がしやすく、新製品が多く出ることです。ポリエステルといっても様々な材質があり、それらを組み合わせて作成したり、素材そのものを変えてみたりすることで打球感が柔らかいものやテンション維持性を高めたものを作ることができます。近年ではストリングの形状を五角形や六角形に変えることで、スピン性能をより高めたモデルも出てきています。

ハイブリッド

ハイブリッドストリングとは異なる種類のストリングを縦と横で変えることです。各ストリングの長所を組み合わせることで単張りでは解決することのできなかった弱点を克服することができます。組み合わせ自体は無限大にあります。
ハイブリッドの基本的な特徴として、縦糸は飛び性能に影響を大きく与え、横糸はホールド感の長さに影響を大きく与えます。代表的な組み合わせ方としては縦ポリ×横ナチュラルです。
一部のプロはこの組み合わせを使用しています。この組み合わせの利点としてはポリ単体では硬く感じていた打球感を柔らかくすることができる点にあります。
各ストリングのいいとこどりができるハイブリッドですが、素材によってテンション維持性が異なるため、快適にプレーできる期間が短いという欠点があります。
例えば、縦にポリ横にナチュラルの組み合わせでは縦ポリのテンション維持性がナチュラルに比べると非常に劣るため、打球をコントロールすることが難しくなります。
また、難しさとしてはストリングの組み合わせを間違えると非常に使いづらいものになってしまう可能性があります。
Tennis-Point では、皆さまにおすすめのセッティングをご紹介いたします。